日本でも広くSDGSや持続可能な社会を目指すようになってきました。これは後世に美しく綺麗であらゆる生物がすみやすい地球環境を残してあげなければならないからです。
今でも海の水位は高くなっていき、イタリアのヴェニス等美しい街並みが
水没しはじめているのです。地球温暖化の抑制にもやはり一人一人が真剣にSDGSを実践していかなければなりません。最近多くの人に実践されているものに有料のレジ袋を使わず、エコバッグを使うことが見られるようになりました。
なかでも日本伝統のアイテムである無地風呂敷が再注目されるようになったのです。無地風呂敷はエコバッグよりも持ち運びが軽量で、折りたたんで
ポケットに入れて持ち運ぶこともできます。それでいてあらゆる形状や大きなものまで運搬できる優れものでもあります。
一般的に無地風呂敷は正方形であると言われています。ところが本当は正方形ではないのです。風呂敷を三角に折りたたんでみると、はみ出してしまってぴったりかさqなりません。この大きさの誤差が生じることが、本物の無地風呂敷である証でもあると言われています。
現代百円均一などで売られている、無地風呂式などは簡易式で正方形に成って居ることが多いのです。
縦と横が有るのは事実
無地風呂敷は正方形ではないと言うことは、縦と横があることを示しています。無地風呂敷の縦は横よりも三パーセント大きなサイズと成って居るのです。
これは無地風呂敷を使った時にバイアスのように伸びる横に配慮して、均衡をとるために縦を大きめに制作しているとも言われています。しかし無地風呂敷を購入し使う上で大事なのは、こうした縦と横の大きさの誤差ではありません。
やはり自分の使用目的やTPOに合せ、自分が使いやすい風呂敷を購入し使うことが大事です。薄い生地で出来ていると、運搬できる物のに限りが出てきます。
逆に分厚い生地であると、結ぶ時に難しいなどのデメリットもあるのです。バイアス生地であれば、柔軟性がありどんなものも包んで簡単に結ぶこともできます。
そして風呂敷の素材にも着目しなければなりません。例えば普段使いでスーパーに買い物に行く際に使うようなもので有れば、ポリエステルの使い勝手が良く撥水性に長けたものを選択することをお勧めします。
また逆に、正式な場所で先様に粗品や手土産を贈呈する際には、品質の良い木綿素材の物を使うと良いでしょう。無地であっても表と裏の色が異なるものを選択するとモダンでお洒落です。