風呂敷は物をくるむ以外の使い方ができます。いろいろな縛り方や巻き方によって使いこなせるのが魅力の一つです。
巻きつけたり、くるむときにもそうですが、肩からぶら下げるような使い方をするときには、それなりの大きさが必要になります。
物に対して作用する部分と身体に対して密着して落とさないようにする部分が必要になるからです。
首の後ろあたりで結び目を作り、肩からたすきのようにして使うとスリングとして機能します。
重いものを持つときにも有効で、結び目を調整することで高さを変えられるのがとても便利です。
ショルダーバッグのように片側で保持するような状態とは違って、背中全体を使って支えられるので安定感が違います。
そのため乳幼児などを抱っこするときに使うと安心です。
京都風呂敷どっとこむの風呂敷は、大判だからそのような使い方に対応できます。
自分の体にあった大きさにする必要はなく、結ぶ場所や位置を調整すれば、乳幼児のとの距離も自由自在に合わせられて、シーンごとに帰ることもできます。
既成のものでは対応できないようなことが、いつでも簡単にできるので、使いだしたら手放せなくなるでしょう。
汚れてもすぐ洗えることもメリットの一つです。
風呂敷を使って乳幼児を抱っこ
風呂敷を広げてから対角になる端を結ぶと大きな輪ができます。
結んでいない端をそれぞれ中心に向かって織り込んでしまいます。
そのまま首からぶら下げれば立派なスリングです。
何度かつけてみて高さを調整してみましょう。
真ん中の部分が大きくたるむので、ちょうど乳幼児のお尻が当たる感じになります。そのまま、目の高さがちょうど鎖骨ぐらいになるといろいろとするのに良い高さになります。
あまり深いと風呂敷に完全に埋もれてしまって、何をするにも一度姿勢を整えなければいけません。
寝かせるだけなら問題ありませんが、いちいち付け替えるのは面倒です。
また、適正な高さだと子供が心音を聞きやすくなり、安心してもらうことができます。
高さが決まったら結び目をしっかり結びましょう。
結び目は蝶結びなどにせず、ちゃんと固結びで大丈夫です。
固く結んでも解けなくなるようなことはないので安心です。
子供をおろしたあとで取り外すことが可能です。
乳幼児の首が据わったかどうかによって、布の当て方を変えると
支えがしっかりしてより安全になります。
身体や頭に当たる部分の布を広げて使えば、接触面積が広いので、こすれるような心配もありません。