コンビニや食品スーパーで買い物をするとき、レジ袋が3円から5円などの値段になっているためエコバッグやマイバッグを持参する人が多くなっています。
レジ袋を有料にした背景にはプラスチックごみの量を減らすといった目的がありますが、ゴミの量を減らすためにはプラスチックの3Rを徹底する必要があります。プラスチックのゴミを減らすためには脱プラスチックが必須で、これを実現するためには循環型社会の考え方が必要不可欠です。
循環型社会は、ゴミを再利用して新しい材料にするなど地球の資源でもある天然の資源をなるべく使わない、資源を循環させることを意味しています。
エコイスト風呂敷は、ペットボトルなどで作ったリサイクル樹脂材料を繊維にしているもので、循環型社会に貢献しているアイテムの一つといっても過言ではありません。
最近は、マイバッグなどの素材にもエコイストが使用されているケースが多くなっているようですが、これらはいずれもリユースおよびリサイクルを行う目的を持ちます。ちなみに、プラスチックの3RはReduce(量を減らす)・Reuse(再利用)・Recycle(再生利用)の3つの総称で、エコイスト風呂敷を使うことでペットボトルを有効活用していることに繋がるわけです。
「プラスチック・スマート」キャンペーンとは?
国内において、コンビニのプラスチック製のスプーンやフォークの提供をやめたり、ストローの提供をなくなど脱プラスチックの取り組みが浸透していますが、環境省は「プラスチック・スマート」キャンペーンを通じてプラスチックと賢く付き合うための取組を発信しているといいます。
このキャンペーンは環境省が中心になって行われているものですが、企業がプラスチック(樹脂など)のストローから樹脂を使わないものを開発する、行政やボランティアなどが海岸に漂流しているゴミを片付けるなどの清掃活動、プラゴミの削減やリサイクルを呼びかける運動など、さまざまな取り組みです。
エコイスト風呂敷は、キャンペーンとの関係性が非常に高い風呂敷といっても過言ではありません。エコイストはペットボトルなどリサイクル材料から作った繊維を利用して制作されたもので、これにフッ素などのコーティングを施すことで撥水性の機能を付加させることができるといいます。
原料は飲料に使用していたペットボトルなどになるので、新しい材料を使うことなく風呂敷を作ることができるわけです。そのため、従来の風呂敷と比べると低価格で販売することができるので、購入する鵜側も大きなメリットがあります。